「嫌だなあ」と思うことが、いくつか続きました。
どれも、自分が深く関わっていることではありません。
ほんの少し関わりがあったり、首の皮一枚くらいの感じで無関係ではなかったり、そのくらいの距離感のこと。
そのケースごとに違うとは思うんですけど、深く関わっていることよりも、少し知っているくらいのことのほうが、逆に冷静に見ることができてしまったり、全貌を把握しやすい部分ってあって。
本来はそこまで関係がないはずなのに、そこで受けたマイナスの感情が、もやもやと心に少しだけ影を落としている。
そんな状態が、じつは続いていたりします。
ショックを受けることは、人の心では当たり前の感情だし。
その感情を表に出すことも、時には大事だと思います。
そうしないとつぶれてしまう人もいるから。
ただ、そうやって不安を吐露することに対して、思った以上に世の中の風は冷たいなあと思ってしまうことも、あって。
正しくある、無難にある、波風を立てないというのは、確かに鉄則なのだけれども、自分の仕事や公の役割でない領域では、そこまで社会的責任を負わなくてもいいんじゃないか、と思ったりする。
正義を気取るわけでもないですし、何かを正したいわけでもないんですけれども。
いち楽しんで生きる立場として、当たり前に感じるような感情が、
「それをやると波風が立つからな、わかるよな?」
みたいな、そんな雰囲気によって言いづらくなっているような、そんな感じがして。
わかるんですよ、いろいろ。
こうして、ぼやかしながら書いてきたことに対して反論をしろと言われたら、私でも反論できてしまう。
ただ、反町隆史の歌を借りると
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」
という感じ。
本当に、そのバランスは難しいので。
私自身、何かそういう発信をするときは、とても気をつけて書かなきゃなと思ったりはするんですけれども。
ただ、趣味の世界って、そんなに気を遣うことだったか?と思うと、よくわからなくなってきてしまいます。
自分に合った形で楽しむ。
それができるのが、一番いいんですけどね。
何かにつけて闇深い発信をしていたら、生暖かく見守ってやってください。