『ラブプラスとコンビニがあれば生きていける!』
そんなワードが流行ったのは、なんと10年以上前のこと。
周りからどう見えるかはさておき、好きなものしかない文化やコミュニティの中で生きられたら、それは楽しいですよね。
最後に,「ラブプラスとコンビニがあれば生きていける!」を会場のみんなで叫んでイベントは終了 #loveplusone
— 4Gamer (@4GamerNews) 2009年10月31日
今でも、自分の好きな世界を構築できたりはします。
しかし、それが未来永劫続くかと言えば、そう簡単ではありません。
作品も、長く続くものはあっても、話題を提供し続けるのは至難の業で。
一連のコンテンツとして続いていても、どこかで中身は変わっていたりして、
『タイトルは同じだけど、中身がガラッと変わってしまって、テセウスの船だよね』
という状態になっていることも、まあよくあります。
コミュニティやジャンルを広くとればその世界の中で泳げるかもですけど、それでもやはり、何かが変わっている。
流行り廃りは絶対にありますし、人は年を重ねていく。
提供する側も、受け取る側もですね。
だから、「世界は変わり続ける」というのが、定説でいいんだと思います。
別に、変わってしまうことが悪いとは思っていなくて、”変わり続けることで気づく”ことも多いと思うんです。
それは、SNSでの関係の広がりでもそうで。
私の場合も、色々交流をしはじめた初期の頃は一部のコンテンツに特化していたんでんですけど、時間が経って、関わっている人の興味のあるコンテンツがそれぞれ移っていって。
他の人も変わったし、自分自身も変わったと思う。
そして、見せていなかった”好き!”を段々公開していく人も出てくる。
そうなると、一つの目的とか興味で集まっていた領域が、一気に広がっていくんですよ。
知らなかったものを知るようになって、関心がなかったものに興味を持ったりもする。
そういう形で好きになっていったコンテンツが、私自身にもあります。
コンテンツを絞って、そこを突き詰めていくのもいいんですけど、私はそこから変幻自在に、興味の幅を広げていくのも、とてもいいなあと思います。
自分の好きなものって、どんどん言っていいと思うのですよ。
界隈が違うからとか、誰も興味ないからだとかは思わずに。
それが、誰か一人にでも刺さったら”布教”になって、自分の好きなものだったり人のファンを一人増やせる。
それってとってもいいことだと思うの。
「声優さんの発信を拡散・リツイートすることも応援」という話にもつながりますが、好きを好きというのは、もっと言っていいんだよな、と思ったりします。
もちろん、行きすぎて人に何かを強いてしまうのは駄目ですけどね。
少し冷たく見られているなあと思ったら省みるという冷静な心を持ちながら。
好きを発信していきましょう。