つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

Demolish

デレステで現在開催中のイベント、LIVE Infinity『Demolish』。
このイベントに絡めて公開されているイベントコミュが、とんでもなく良くてですね。
書かずにはいられなかった。

 

テーマは、『既にイメージがしっかりついているアイドルは、新たな領域に挑戦すべきかどうか』
アイマスって、こういうストーリーがたまに展開されたりするんですけれども、今回のはまさにそれで、この尖ったテーマに、真正面から向かい合っていきます。

 

既についたイメージとは別の、なりたいもの・目指すべきものがあって。
そこに挑戦しようとするのだけれども、現場では、『いつも』を求められる。
ファンにも、変わらないでほしいと言われる。

確かに、世間からのイメージは大事。
しかし、それを優先して、アイドルのやりたいことを後回しにしていいのか。


…重いですよね。
私たちプレイヤーは、ゲーム内ではプロデューサーとして、このコミュに接するのですが。
当たり前ですが、いちファンなので。
この葛藤が、グッサグサに刺さるんですよ。

 

そりゃ、応援している人には目指すべきところに到達してほしいです。
ただ、何を見てファンになったかというと、きっと今の姿、今のパブリックイメージだと思うんですよ。
だから、『いつも』を求める。
変わらないでほしいと願ってしまう。

この部分については、琴歌が良い解釈をしてくれていて、
”そこに憧れがあるから”
だと優しく諭してくれるのですが。

自分のイメージどおりを求めて、そういう状態に陥っていることがあるかもしれないなと、これはグサグサじゃないですね、ズキズキと痛む感じがしました。

 

このコミュでは、場面に応じてやりたいことを分けるという解決法を見出します。
それが正解なのかは、正直私にはわかりません。
ただ、一理はあるし、色んな人の活動を振り返ってみると、
”もしかして、だからあんなに多岐にわたった活動をしているのかな?”
と、少し腑に落ちるケースがあったりもします。

 

ただ、一つの難点として、活動に応じてやりたいこと、魅せたい姿を見せたときに。
その人なら何のコンテンツでも摂取するというタイプは、全ての活動に同じペルソナ(パーソナル)を見出そうとするのかもしれないなと。
その辺りがまた葛藤になってくる感じがします。

この、正解がない感じ。
ただ、もしこの解釈が実際の憧れられる側にあるのだとすれば、目的によって表現の内容が変わってくることは、理解する余地を持っておいたほうがいいのかもしれない、と思いました。

難しいですね。
一筋縄では行かないテーマなだけに、色々考えさせられました。

 

デレステのゲーム内でのコミュなので、なかなか完全に知らない人にはハードルが高すぎるお話なのですけれども。
もし見られる人が居ましたら、ぜひ見ていただければと思います、