ファン活動というものは、見返りがありません。
見返りを求めたら駄目なんじゃないかとすら思っています。
「応援する」ということが目的なので、そこに別の目的が乗ってしまったら邪な心が混ざってしまう。
そして、そういった別の目的に聡い人も結構います。
同じファンが気づくかもしれないし、それを受け取る相手も悟るかもしれない。
だから、今見かけるファン活動やファン企画の多くは、純粋なものです。
その主催の人のSNSでの人となりや、企画に綴られた言葉がしっかりチェックされるような時代なので、変な企画が出てくることも少なくなりました。
慎重すぎるほど気をつかっている人もたくさん見ます。
ファンからの行動は、基本一方通行です。
見返りを求めたら駄目だし、それで何か変わるとは思わないほうがいい。
望みすぎてしまっても自分が辛い。
当事者が望んでしまったら、柱がへんに歪んでしまう。
わかってます。
わかってるんですけど、それでも。
直接は関わっていない部外者なら、望んでもいいのかな。
本当にいろいろ考えて、ややもすると自分たちを切り詰めて、ファンとして行動している人。
その人の努力が、行動が、報われてほしいと。
心から、思います。
ここで具体的に取り上げていいのかわからないので、直接は書きませんけど。
ファンとして、応援の思いを形にして行動し続けている方々がいて。
ただ、それはこのご時世なので、なかなかストレートに伝わる状態ではなくて。
受け取る側も、色々配慮をしながら、気持ちは受け取っていますよということをいつも示していて。
その両者が、報われた。
そんな瞬間を今日見ることが出来て。
そのやりとりを、まるで大きな壁に阻まれてしまったような対話を、ずっと端から、部外者として見続けてきたものとして。
すごく、嬉しかったです。
ファンの思いが、ストレートな思いが。
応援してますという思いが。
大好きですという思いが。
どうか、どうか、届きますように。
