つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

ウマ娘のGWイベントのシナリオに心を動かされた話

ウマ娘は、アプリのゴールデンウィークイベントとして、「轟け、エール! トレセン学園応援団」というストーリーイベントを行っているのですが。
シナリオが刺さりすぎて、ボロ泣きしてしまいました。

昨日から始まったイベントなので、ネタバレを避けるような書き方にしますね。
少し経ったら、実際の文面に少し触れて読み解きたいなとは思っています。

 

今回のイベントの舞台は「感謝祭」という、運動会みたいなもので。
キングヘイローナイスネイチャたちは競技に出場するのではなく、出場するウマ娘を応援する「応援団」として奮闘する、ってお話なんです。

ストーリーの中で、キャラたちが「応援ってなんだ」というテーマに、単に会話のやり取りだけなんだけれども、骨太の考え方を言う場面があって。
それがものすごくわかりやすい上にストンと心に落ちて。
我が身にも突き刺さる部分があって。
思わず泣いてしまったんですよね。

 

「応援するってなんだ」という疑問って、普通に考えたら全然結論に至らないんですよ。
頭の中をぐるぐる回って、実際に行動に移してもぐるぐる回って。
そのくらい難解・・・だと思ってました。

私たちは、きっと、「応援している対象のため」に応援している。
そして、感情としてはそれが正解に最も近いものだと思っている。
ただ、それが数量とか、冷静な分析をされると、正しいとは言い切れなくて。
誰もが”間違い”というもやもやを抱えながら、応援している。

ただ、このシナリオで提示されたのは、もっと広くて、かつ多くの人が実感を持って納得できる考え方だったんですね。
いちファンにできることは限られているし、それでもって応援している相手をどうにかできるなんておこがましいくらいのこと。
ただ、私達でもとても大きな影響にできる可能性があるところが、近くにあって。

私達に求められていることって、そこなんじゃないか、と。

これ、本当にストンと落ちたメッセージでした。
ネタバレを防ぐ形で書くのがなかなか難しいので、回りくどくてすいません。

 

 

競馬って、この『応援』というのが、ものすごくマッチした要素だなと改めて思いました。
職業として携わっている人は除いて、私達が競馬を見ているときにしていることって、
応援なんですよ。
馬券を勝ったからあの馬頑張れ。
あの馬はあの血筋だから頑張ってほしい。
連覇がかかってるから今回も頑張れ。
馬券は勝ってないけどみんな頑張れ。
そんな思いを載せて、競馬って動いているんだと思います。

応援に熱が入るからこそ、ゴルシのゲート難に溜息する。
スタートから大逃げをかます馬に「ツインターボいけ!」という声援が飛ぶ。
熱がこもるからこそ、そこにプラスの感情も、負の感情も生まれる。

ハルウララ伝説が生まれたのには、そんな要素もあったのかもしれません。

 

 

ウマ娘のアプリをやっている人は、本当に今回のシナリオいいので、ぜひイベントストーリーを読んでみてください。
少しゲームをプレイする必要はありますが、そんなに長くはないですので。