つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

推し事と影響力とやるかやらないか

この人をもっと知ってもらいたい。
このままの状態でいるのは勿体なさすぎる。
でも、どうしたらいいだろう。
何か自分が持ちうる力で、プラスにできないだろうか。

 

誰かを応援する人なら、そんな思いを抱えているんじゃないかと思います。
私もそんな思いをわりと長く持ってきた気がします。

 

理想はそうなんですよね。
自分が誰かに紹介することでその人の人気が出て、いつしか手の届かないくらいになってくれれば。

 

でも、地面に付いている自分の足を見てみると、自分にそこまで影響がないことを思い知らされます。
2~3人くらいにはその人の魅力を伝えられるかもしれない。
そこから波及して、10人くらいには意識の片隅には置いてもらえるかもしれない。
でも、きっとそこが”はじっこ”で。

力なんか殆どなくて。
自分がなにかするよりも、ヒットものに当たることを祈ったり、何かでバズることを祈ったりするほうがよっぽど期待値が高いのかもしれない。

これが現実。

 

でも。

 

何もしない方がいいとは、思わないんですよね。
思いたくない。
エゴです。
でも、きっと何もしないよりはいい。

 

影響力のない、ただの”一般の人”にできることは。
とにかく楽しむことです。
そして、楽しい!と思ったその気持ちを表に出すことです。
そして、出来る範囲で出来ることをやることです。
ゼロである「やらない」とイチである「やる」という選択肢があったときに、「やる」ということです。

Twitterハッシュタグで感想を書いてみる。
アカウントがある人ならいいねしてみる、リツイートしてみる。
リプをするのもあれこれ言われたりはしますが、やらないよりはやったほうがいいと私は思っています。
何か合ったときにその人の名前を出してみる。
キャスティングの意見募集みたいなものがあれば、よほどマッチしないものでなければ名前を上げる。
メールを送ってみる。
何か動いてみる。

必死かもしれません。
はたから見ると、何あいつ熱くなってるんだとか、お前は何様だと思われるかもしれない。
決してスマートでもかっこよくもないかもしれない。
でも、きっと何もやらないよりは、意味があるんだと思うんです。

 

無理をしろって話ではありません。
でも、いいねもリツイートも、何もリアルタイムでやらなくてもいいんです、タップ一つか2つで出来ること。
出来る範囲でできることって、結構あるんです。

それを地味に続けることって、大事なんです。

 

 

推し事の目的は、人それぞれだと思います。
誰かを推してるその状態が楽しいという人もいるかもしれない。
勿論その感覚もわかります。
でも、少しでも人気が出てほしい、大きな仕事をつかんでほしい、スターダムを駆け上がってほしい。
そういう気持ちも、勿論あって。

 

その辺の気持ちを整理しながら。
やっぱり、出来ることはやっていきたい。
前向きに進んでいきたいし、その背中を少しでも押すことが出来るのであれば、ほんの少しかもしれないけど押してあげたい。

そう思っています。
それが推し事、だと思うので。