数多くの作品で、あらゆる性格のキャラクターを演じている雨宮天さん。
これまでに演じてきた人数は3桁を超えているのではないかと思います。
責任感の強い方なので、キャラクターへの思い入れに強弱をつけて語ることはあまり多くはないと思いますが。
ファン側から見ても、明らかに思い入れが深いだろうなあと感じるキャラクターの1人が、「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアです。
おめーの話なんてどうでもいいよという方も多かろうと思いますが、思いを強く語りたいので、個人的な経緯を含めながら書いていこうと思います。
「雨宮天」という声優を知るにあたって、ほんとうに多くの入口があると思います。
私も、遡れば”声優としての魅力も昔から感じていたんだなあ”というところがありますが、何のことはない、ライブでのパフォーマンスが、言ってしまえば「ファンサがぶっ刺さった」ことがファンになった入口でした。
そこから、アニメなり、ゲームなりでの活躍を知っていったわけですが、それでもだいぶ長い間、「このすば」という作品は見たことがありませんでした。
コロナがあって、ウェブでこのすばが再配信されることになって、一期、二期、映画の紅伝説まで見て。
本当に面白かった。
あそこまで突き抜けたギャグで救われた。
「アクア様はリアルな天ちゃん」という触れ込みもあったのがどっかにすっ飛んで、先入観もそぞろにアクアが好きなキャラになりました。
もちろん、めぐみんもダグネスも好きで。
このすばのメインパーティのあの感じが、好きでした。
なんとなく、雨宮さんを見ている人ならわかってもらえそうですが。
雨宮さんは、基本自分が関わる作品で、そこまで自分の役割を大きく逸脱しようとはせず、きちんと番組を進行しようというスタンスが多いように感じます。
トラハモなどのトラセ関係を除いて、ですが。
バラエティに大きく振る人が多い中で、その佇まいは大人しかったり、ややもするとドライ気味に見えてしまうこともあるのですが、それ自体は社会人とか役割を担う立場としては、とてもしっかりしたスタンスだと思います。
それを踏まえてなんですが。
このすばの番組関係とか、アプリである「このファン」の特番とかって、天ちゃん、ものすごくイキイキしているんですよ。
ちゃんと自分の役割は守っているのですが、こう、嬉しさを抑えきれない感じ。
本当にイキイキしながら喋っているし、そのテンションでガシャであたりを引き当てたり。
身近なTrySailのミウチにしか見せないような振る舞いを、このすば関係ではたまにしていたりして。
本当に、「このすば」という作品がご自身にとって大きいんだなあ、という印象を受けていました。
昨日、このすばの朗読劇を拝見しました。
本当に楽しくて。
朗読劇というより、コメディの舞台でしたね。
しかも絶対に笑えるやつ。
掛け値なしに素晴らしかった。
そのアフタートークで、天ちゃんがこんなことを言っていました。
「アクアは一生演じていきたい」
天ちゃんに関しては、本当に多様な活動をしていて。
声優というくくりの中でもトップクラスに成果もたくさんで、方向性もそれぞれで。
だから、そこで何をしっかり追うべきかってのは人によって違うし、そのすべてが正解なんですけど。
声優として、根源であり、まっすぐだと思ったんですよね。
この願いは。
人は普遍ではありません。
だから、無責任なことは言えないんですけど。
彼女の「アクアを一生演じたい」という思いは、心から応援したいと思いました。
声優というか役者・雨宮天としての、このすばという作品・アクアというキャラクターの位置づけの「重さ」を感じた、今回の朗読劇でした。
また、この「劇団このすば」の座組のステージ、是非観たいです。
いつの日かの全国行脚も、楽しみにしています!
雨宮天の素晴らしい未来に祝福を!
READPIA朗読劇『この素晴らしい世界に祝福を! 〜紅魔族の矜持の下に!~』
— アニメ『このすば』公式ツイッター (@konosubaanime) 2022年7月3日
ご参加いただきありがとうございました!
公演アーカイブは7/10まで配信中🌈https://t.co/ICkhP8xFEi
朗読劇ならではの見どころも満載!
ぜひ昼公演と夜公演あわせてお楽しみください👀✨#このすば#このすば朗読劇 pic.twitter.com/hY6AmX5nt4