つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

お気持ちを嫌って意見しないことをヨシとしていないか

「お気持ち」とか「エアリプ」の類は、“前向きでない”と受け取られることが多いです。
本当は声を大にして言いたいけれど、その実自信がなかったりして、どこか婉曲したり、オブラートに包んだりして。
当人としては周りに配慮しているつもりが、かえって違和感に繋がってしまうケースも多々あります。

私自身もお気持ち発信をしては後になって反省すること多しな人間なので、「まあよくないよなあ」という実感もあります。


ただ、これを本来のストレートな物言いに戻してみますと。
ちゃんとした手続きの上に乗せて、手順を踏みさえすれば、意見を発信することは決して悪いことではないんですよね。
「意見を言ってはいけない」とか、「無難な方向にするために自分の意見を押し込めたほうがいい」ってことでは、絶対に、なくて。


最近はとみに、「公式の言うことは絶対」とか、「反対のことを言うと和を乱すことになる」とか、そんな話が聞こえてきます。
もちろんこれは言い方による部分もあって、例えば”喧嘩腰でやったらそれはよくないよね”ってことにはなります。
大事なのは、言い方に気をつける必要はあるけど「意見は言っていい」ってことなんです。

 

今回は、問い合わせフォームやメールでの問い合わせを念頭に書いています。
SNSなどで同じようにやっていいというわけではないので、そこは読み砕いていただきたいんですけれども。
問い合わせフォームやメールアドレスがあるなら、そこから意見を言っていいんです。
少しヒートアップしてしまうかもしれない内容なら、頭は冷静にして。
無理な言質とか、暴言を吐かなければ、意見はそこに投げていいんです。

問い合わせって、送っても何もしてくれないイメージがあるかもしれません。
会社によって対応は変わるので一概には言えないのですが。
問い合わせの内容で、何かが動くことって、少なくないんです。
私なんかも、仕事で意見をもらってそれを反映させたこともありますし、逆にファン側として意見や提案をして、それが通ったこともあります。
今や個人のSNSの発信ですら、切り取られて企業のマーケティングに活用されたりもする時代ですから。

もちろん、それを送ったあとでどんな反応があるか、プラスマイナスの面を考えることはもちろん大切ですが。
ただ、意見を送ること自体は、絶対に悪ではない
メリットになることもある。

 

そのことは書いておきたいと思ったので、長文になりましたがここに。