つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

醒めるまで

「冷める」という概念を思い浮かべていたからか、ナンちゃん(夏川椎菜さん)の「サメルマデ」を思い出して。
あー、なんか歌詞重かったかなあと思って聞きながら歌詞も見たのですが・・・
「ものすごく意味深じゃない?」と。

 

色々なベクトルから考えられるし、はっきりとした答えはないのですけれど。
なんだか、ファン活動のことを言われているような気がして、少し背筋がヒヤッとして、ギクッとした私がいました。

だって飽きるくらい同じ果実ばっか

明日に消えていくだけの言葉でしか
武装できないならもう色なんていらないから

愛想笑いで過ぎていく関係なら 嗚呼
単純な答えを導いてみてよ

ねー。
少しヒヤッとしたの、私だけかわからないですけれども。

どれだけ好きなものでも、全部が全部好きではいられない。
でも、色んなものが供給されていく時代で。
その中では、どうしても飽きが来てしまうこともあって。

熱に浮かされているうちは、それに気づかないでしょう。
気にせず突っ走っているから、基にする余裕もない。
でも、いつしか。
相手に投げられるのが、明日に消えていくだけの言葉でしかなくなっていないか。
愛想笑いみたいな反応しかできなくなっていないか。

それはつまり。

”冷めるまで”

 

この解釈に、正しさがあるかどうかわかりません。
ただ、「冷める」って一番、救いがないんですよ。
そこから再燃焼で燃え上がるって、滅多にないし、そこまで持っていけるとしてもすごく大変で。
かと言って、熱を上げてあげてあげすぎるのもいいとは言い切れなくて。
消耗しすぎることになって燃え尽きてしまったら元も子もない。

だから、いい塩梅を保ちながら、無理しない。
それが最良じゃないかと思っているんですよね。

”サメルマデ”。
自分のビートで、熱を持ち続けましょうか。