つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

どこにでも光と影はある

色んなニュースが聞こえてきます。
最近はとみにマイナスのものが多くて、残念とか、がっかりといった感情を持ちがちで。
かといって、そこに立場を取って詳しく触れてしまうと、自分も被弾してしまいそうで、何かを明言することが、非常に難しいなと感じています。

 

前に、”絶対値”の話を書いたことがあります。
「リケ恋」を題材に、”好き”という感情は何かについて、自分なりに考えたものですが。

この中で、”正義とは”というテーマについても例として触れていて。
今回書くことは、それと少し近い概念になるんですけれどもね。

 

何事もそうなのですが、”絶対に良い行い”って、ないんです。
プラスの反対にはマイナスがあって。
誰かが良かれと思ったことの裏側や反対側には、そうでない事象がある。
「誰にとってもいい人」と言うのは存在しないし。
「誰に対してもいい子」という人も存在しない。
そう見えていたとしても、それは私だったり、私達といった狭い領域にはそう見えている、そう思えているだけで。
それをよく思わない人もきっといる。
だから、完璧の完璧に聖人君子の人はいない。
それは見え方、考え方、感じ方なんだと。
人もそうだし、命があるものも、私達がモノと捉えている物体も。
100%の認識を、みんなが共有できるわけでは、ないんです。

 

何か罪や間違いを犯した人を擁護する意図は全くありませんが。
人には正負や善悪の両面があるということ。
それは認識が大事な要素を占めていて、様々な見方がされうること。
そして、それに対して「これが正しい」「これは間違っている」と100%言える人はどこにも存在しないということ。

こういったことは、自分自身も心に留めて、過ごしていきたいと思います。
熱を帯びるとそういったことを失念してしまいそうな、今だから。