つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

キョリ感

大丈夫 大丈夫 いつも通りでね
内心も距離感も測れないけど
側にいて ずっといて 毎日楽しもう
”大切”が幸せでありますように
続きますように

(ハコニワリリィ「キョリ感」)

昔から、距離感が測れない”子”でした。
それこそ、子どもの頃から。
一気に近づいて、近づきすぎて気まずくなって逃げ出す。
それはある意味、素直の証左だったかもしれない。

物事を俯瞰して見れるタイプの仲間には「アイツはこうだから」とオトナな感じで許容されていたけれど。
大半の人からは、うざったい存在だったんだろうなと思います。

そんな性分ですから、少しずつ丸くなってきたとはいえ、まだまだ距離感の探り方が下手で。
「コミュ症の割によく喋る」と言われたことがありましたが、まさに言い得て妙で。
今のこれでも、だいぶマシになったんです、これでも。

 

そんなですから、キョリ感のとりかたは全方向苦手で。
推し事なんてまさにそうですよね。
最初に書いたようなことを繰り返して、長く続かない。
場合によっては軋轢を生み出して、それで離れるケースも多々。
そんな光景を見てきた人も、周りに結構な数いるかなと思います。

 

その中で、長く続いている関係性って。
やっぱり、距離感を適切に保てているんですよね。
がーっと熱を上げ続けていると、やっぱり何処かで歪みが出る。
かと言って冷静に分析し続けると、急速冷凍してしまう。

”自然体”

そういられないというのが、私の致命的な欠点です。

 

常に熱を上げ続けるのではない。
でも、無関心にはならない。
日常の中に少しずつ、その対象が必須のものとして、混ぜ込まれている。
それが理想の”キョリ感”なんじゃないかと、最近は思っています。

長続きするんです。
その領域に行けた…というか、距離が取れた人って。

 

冒頭で、「阿波連さんははかれない」のエンディングテーマを引用してみました。
放送時は、TrySailのオープニングの方を強く意識していましたが、今聞いてみると、こんな優しい曲だったんだなと、改めて思いました。

 

最後にもう一度、このフレーズを。

 

"続きますように"

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