つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

接近戦が増えたような気がすることと、希少さと

「お渡し会」や「お見送り会」など、普段は近くで会うことができない”壇上の人”と、近い距離でお会いしたり、お話をしたりできるイベントや機会。
いわゆる「接近戦」と呼ばれたりもします。
コロナの影響で一時期は中止になったり激減したりしましたが、それもやっと戻ってきました。

ただ、最近感じるのは。
『接近戦ってこんなに頻度多かったっけ?』
ということだったりします。

コロナが収まった今も、イベント自体の数はコロナ前より抑えられていると思うのですが、今の方が「接近戦」が多いとすら言える気がします。

 

参加しているイベントのジャンルや方針でも、頻度はだいぶ違うと思います。
ただ、かつては、毎週とか”休日は毎日”のようにイベントがある人でも、接近戦で直接お話したり、近くで接する機会ってものすごく少なくて。
その間隔が1年以上開くこともあれば、『5年ぶりの握手会です!』みたいなこともあった。

だから、そのためにわざわざバスツアーに参加したり、”なんのイベント情報も出ていないのに”徳島まで飛んだりしたこともありました(よい子は真似しないように)。

本当に、それだけ希少な機会だったんです。
レアなはずだった。

 

それが、コロナ後は、わりとありとあらゆるイベントで接近戦の機会が設けられました。
リリースイベントなどはコロナ前もメジャーでしたが、今では一般的なバラエティ系のトークイベントなんかでも、お見送り会があったりして。
オタク特有の言い方で表現すると、”軽率に”接近戦が行われるようになったなあと感じています。

この数年で、社会もそうですし、ライフスタイルもだいぶ変わったこともあって、ビジネスのやり方も大きく変わったというのもあるのかもしれません。
実際のところはわかりませんが。

 

ファンの本心としては、そういった機会があるのは嬉しいです。
本来関わらないはずの存在の方と交流する機会をいただけることは、とても有難いことですし、それって本当に、人生を左右するような、そんなセンセーショナルな出来事のはずで。
とても幸せなことなんだと思います。

 

ただ、その反面で、気をつけなければならない部分もあります。
”その場で迷惑をかけない”というのは大前提として、それ以上に気をつけなければならないのは
「勘違い」
です。

接近戦は定期的にあるわけでは決してない

ということなんです。

 

確かに、接近戦は増えてきているような気がする、という話をしました。
でも。
興味を持ってファンになって、けっこう長くなったのに、私が行けなかったとかのタイミングですらなく、一度もそういった機会がない方が、います。
本当に長年応援していて、その機会が1回、その1回だけだったという人もいます。

接近戦がたくさんあるという錯覚に陥ってしまうことはあるのですが、やっぱり。

接近戦は、とてもレアな、希少なことなんです。

コンテンツが終わったり、方向性が変わったりしたら、すぐになくなってしまう。
そうでなかったとしても、人気が今の比じゃなくなって、参加すら難しくなってしまうかもしれない。
次の機会は、もしかすると、随分先か、はたまた・・・

 

なので、私自身、毎回肝に銘じるようにしているのですが。
いつまでも会えると思うな
なんです。

だから、1回1回のその機会を、心から大事にして参加しようと、私はそう思って参加しています。

 

くそまじめでしょうか。
固すぎでしょうか。
重いでしょうか。

でも、人生は一期一会なので。
一度一度のその機会を、瞬間を、大事にしたい。
改めてそう思った、振り返りでございました。

 

 

その機会を大事にして。
本当に直接伝えたいこと、伝えましょう。

「ありがとう」とか
「おめでとう」じゃ
伝えきれない感謝の気持ちは
大切な人へ
届けなきゃダメなんだ

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