つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

"少しやっておく"こと

どのルートで行くかを考えていなくて、きっぷを買う段になって焦るとか。
どこか旅に出ようと思っても、準備ができていなくて結局いけなかったりだとか。
日常の中に、そのくらいの失敗・・・というか失敗よりも少し小さい『やっておけばよかった』ことがあふれています。

 

これは、育ってきた環境なのか、世代的なものかはわからないんですが。
「準備してなくていきなりドカーンと成果を出せた時の快感」を覚える感覚って、どうしてもあるんですよ。
”勉強してないけどいい点とれた”みたいな感じですかね。
おそらく、「天才さ」が自分にあると思いたかったとか、そういうことなんでしょうね。
いや、凡人どころか何も出来ねえなーとのちになってわかるのですが。

それこそ、歳を重ねていくとわかるじゃないですか。
準備していなくて成果を出せるものってまずない、ということに。
たとえそう見えたとしても、その人の過去の経験だったり、持っていた知識で好転しただけで、その経験がなかったら、なしえなかったことだったりして。
世の中は原因と結果という因果で成り立っているものです。

ものすごく大変とか、怖いとか、そういうものあったりするじゃないですか。
でも、実情を前もって知っておくと、「なんてことなかった」なんてこともある。
さわりだけでも知っておくことが大事なんですよね。
その行動が、1と90くらいの違いになってきます。
そう考えると、自分が天才だとかセンスがあると思う暇があったら、少しでも準備しておいたほうがいいなあと思わされます。

 

 

なお、持ち前の発想とセンスで行われたとされる「新庄(現・日ハムBIGBOSS)の敬遠球サヨナラヒット」ですが、新庄は事前に敬遠球を打つ練習をしていたそうです。
練習って大事ですね。