つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

聖地巡礼の思い出

昨日のよりもい聖地巡礼について、沢山の反応をいただいており、とてもありがたい限りでございます。
聖地巡礼の良さを、改めて感じました。

元々、歴史が好きで、また地理も得意だったりした私は、旅行に行くのも好きで。
それと組み合わせて聖地巡礼をしたのが、この趣味の始まりとなっています。
今日は、聖地巡礼に行き始めた頃のことを、簡単に紹介してみたいと思います。

私の聖地巡礼は、一人旅の歴史と同じで、2008年に遡ります。
『広島の厳島神社に行く』という大目的をもって旅に出たのが私のファーストトリップだったのですが、このときに、同時に「Fate/staynight」の舞台の神戸にも立ち寄っています。
これが、ゲームやアニメの分野の、初めての聖地巡礼でした。

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神戸大橋(2008)

 

主だったものだと、その次は2010年に、学生生活の終わりにまた旅に出ています。
その時に立ち寄った場所の一つが三重県伊勢市
橋本紡半分の月がのぼる空」の舞台でした。

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虎尾山(2010)

ここなんかは、本当に何もない場所です。
だから、普通は観光地にはなり得ない。
ただ、半分の月-という作品の中で、印象的な場所だったから。
私は、巡礼に向かったんです。

 

聖地巡礼って、
「アニメに出てきた場所をその構図で写真を撮る」
ってことではないんですよね。
作品の舞台になった場所に実際に行って、その作品がどんな風土で、どんな雰囲気で形作られているかを、実際に生身で体感する。
できれば現地の人とふつうに話したりなんかして、その地により興味を持つ。
それが、聖地巡礼の醍醐味の一つだと思っています。

最初に『ゲームやアニメの』と前置きをしましたが、寺社や仏閣、歴史的な史跡を訪れるのも、ある種の”聖地巡礼”と言えるんですよね。
そこは、歴史という一大スペクタクルの聖地なのです。

だから、何かのゆかりの場所を訪れることは、それ自体が聖地巡礼だと思っています。

 

なかなか出掛けづらい世の中ですけど、できるだけ機会を見つけて各地を巡ってみたいなと思いました。