つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

すーじー(末柄さん)ご出演の朗読劇に行ってきました

末柄里恵さんがご出演された朗読劇

『StoryTeller 朗読・看板のない洋菓子店』

を鑑賞してきました。 

先週の伝説の”南早紀変態”イベントから、翌日のゲーム配信『末柄とおしゃべり+Y』を経て、それで朗読劇へ出演されることを知ったのが参加したきっかけでした。 

元をたどれば、この朗読劇は、声優・野上翔さんがメインのイベントです。
野上さんの個人のイベントで、ゲストを交えながら行っていた朗読劇がここまで約2年半続き、今回が完結篇でした。

今回ご出演されたキャストさんは、野上さんをはじめ大御所の山口勝平さんまでずらりと男性声優陣が並ぶ座組。
そして、今回すーじーは『茗子(めいこちゃん)』というキャラクターを初めて演じられたのですが、茗子はこの物語のヒロインという重要な役回りで、これまでも野上さんご本人が演じてきたくらいの重要人物だったんです。
ファンにとってもイメージが積み上げられているキャラにして、他に女性はいないという、かなり難しさのある座組だったのかなと感じました。

私自身、ぶっちゃけてしまえば『すーじーが出るから』という理由で行った朗読劇。
内容についても、今回だけでも考察はできるのですがやはり深みがないので、それは従来のファンの方のものをご覧いただくのが一番いいかなと思います。

 

で、今回書きたかったのは、すーじーの演じるすごさ。
前に書いたとおり、今回すーじーが演じた「茗子ちゃん」は、色々考えて難しいキャラクターでした。
しかも、すーじー自身がこの座組には初参加。

でも、上演後の感想として

『末柄さんの茗子ちゃんがよかった』

という、おそらく従来からのファンの方、女性が中心かと思いますが、そういった感想がたくさんあったんです。

 

清楚で純粋だけど、どことなく世間から外れていてミステリアスさもほんの少しある。でも、そのあたりが愛らしさでもあり、放ってはおけない。
確かに、これ、すーじーに合いそう。

そういった一致もありながら、声を出して朗読するだけでなく、表情でもちゃんとお芝居の説得力がある。
そして、的確に言葉を放てる。
更に、心に届く叫び。

これまでのファンにとっても、「茗子ちゃんだ」と言わしめ。
私のような今回から入ったファンにも「茗子ちゃんがいた」と思わせる。

壇上のすーじーは、確かに茗子ちゃんでした。

この評価が、とてもうれしかったんです。
私は別に、長年のファンではありませんし、育ての親でもないのですが。
それでも、私が知っている末柄里恵さんが評価されたということが、うれしかったです。

 

 

今回の物語自体も、『朗読劇ってちゃんと聞くとめちゃくちゃ体力使うんだ』ということを思い出させてくれたくらい重厚で濃厚で鈍重で、大切な『愛』というテーマを扱ったとても深いお話でした。

あと、勝平おじさんが
『生のお客さんの前で演じられてよかった』
『朗読劇もこうしてお客さんが入ってやっと実を結ぶ』
という話をされていたり、すーじーや和田さんからも
『生の掛け合いとお客さんとの一体感で熱量が高まっていくのがよかった』
というお話があって、やっぱり大事だなあと思いました。

すーじーは、この朗読劇がはじめての朗読劇とのこと。
(たぶん自主制作とかは含めてないのだと思います)
そんな貴重な機会に、現地にいられたことも、うれしいですね。 

 

色々な巡り合わせがなければ、きっと無縁だったこの朗読劇。
観れてよかったです。
ありがとうございました。