悔しいなあ、と思う。
全てのことを見ていられない時間のなさを。
それをすべてできるだけの体力のなさを。
それは本当に、どうしようもないこと。
できる人はこの世に一人もいない。
それだけ、素晴らしいものがたくさん、世の中にあふれているということなのでしょうけれども。
どんなに頑張っても、私たちは何かを選び続けて生きていくしかできません。
二つを天秤にかけて、より合理的なほうを選んでいった切嗣のように。
まさに、リアルでアドベンチャーゲームを進んでいっているようなものですよね。
ただ、それはある程度の合理さは求められるものの、合理的な判断を重ねてたどり着く先が正しいとは限らない。
できるだけ自分の中に判断基準とか、情報とか、知見とか、自分の柱に添える材料を備えておくことと、自分の直感や感情を信じ切ること。
あとは、ひたすら、自分の選んだ未来がより良いものであることを祈るばかりです。
グッドエンディングへの道筋であることを。
