つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

地方で生きている

住む場所ひとつとっても、様々な選択肢があります。
何かを成し遂げようと、地方から都会に移り住む人。
逆に地方の自然や環境に惹かれて、地方に移り住む人。
そして、その地域に生まれてそこでずっと過ごす人。
私は、その3番目の人です。

昔は、色々言われたんですよね。
なんで都会に出ないのとか、出れないのは度胸がないからだみたいなこととか。

私はこの生き方を選びましたけど、後悔したことはあまりないですし、今はこの選択肢でよかったなと思います。

都会に出ていった人でも、家の事情などで地元に戻ってくる人もいる。
理想を求めて地方に移り住んでくれた人も、それだけ行動力がある人故に、更に別の理想を掲げて別の地域に移り住むこともある。
日本には、居住・移転の自由がありますから、どこに住んだっていいんです。
ただ、その中で、ずっとその地に住む人も必要だろうと。

 

田舎でいろいろなことが縛られて身動きがとれないとか、そうではないんですよ。
業態も一子相伝で継いでいかなければならないわけですし、暮らし向きも生き方も縛られている感じはしません。
ただ、根底に流れている歴史とか、文化とか、そういったものって、やっぱりいろいろな形で引き継いでいったほうがいいですし、それを同じような視点で見ている存在って、大事だと思うんですよね。
別にお祭りを守り通さなきゃいけないとか、そういうことではなく。
例えば、「からっ風は毎年寒いなあ」という肌感覚をずっと覚えているという感じ。
ある意味では、民俗学とか、暮らし向きのような、そんなことも大事なんじゃないかなと思うわけです。

大言壮語(ビックマウス)を言うつもりはありませんが、この地に育ててもらったところがあるので、そのために恩返しというか、できることはやりたいんですよね。
無理はしないけど、少しこの地域の良さも知ってほしいな、的な。
そんなところが、私の根っこにはあります。

 

Twitterのほうで、地方の実情的なことを書いたものに少し注目が集まっていたので、手始めになにか書こうと「地方ネタ」にしてみたつもりですが、自分語りになってしまったかなと思います。
次にこのテーマで書く時は、もう少ししっかり書きたいですね。