つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

一度しか選べない「4択クロック」クイズで思ったこと

「4択クロック」と呼ばれるクイズを、テレビのクイズ番組で見かけました。
問題文が出てきて、4択の選択肢が出てくるのですが、その出方が独特で。
時間が経つごとに選択肢が次々出てくるのですが、その選択肢は表示されたそのタイミングしか選べない

4つの選択肢を見て「1番が答えだ!」と思っても、そこには戻れない。
そのタイミングで、”今表示されている答えが正解かどうか”を考えて、そこで判断しなければならない。
なかなかシビアな問題だなと思いました。

 

学校の試験でも、クイズでも選択問題であれば
「いくつか選択肢があって、その中から選ぶ。その時にすべての選択肢は公開されている」
というのがメジャーだと思います。

ただ、人生で直面する問題って、そのタイミングですべての選択肢が公開されていることって、めったになかったりしませんか。
その時点では2つの選択肢しか示されていなくて、その都度「やる」か「やらないか」を判断したり、「右」か「左」か、「赤」か「青」かを選ばなきゃならない。
そう考えると、人生って4択クロッククイズみたいだな、と思います。

 

 

「正解」って、そのタイミングではわからないんですよね。
後になってみないとわからないんです。
それが一日後にわかるならともかく、二十年後や三十年後、数十年後や数百年後だったりする。
今の常識が、どこかでひっくり返ることもある。
正解って、出せないもののほうが多いんですよ。

 

できるだけ正解を選びたいなとは思いながら。
正解って出ないものなので、突き詰めすぎるとマイナスに働くこともある。
なので、大事なものを見失なわないように心がけつつ。

また、「4択クロック」を解くには、やっぱり知識や情報を沢山持っていたほうが様々な判断ができるので。
色々なものを前向きに見て、吸収して。
今ある中でのよりよい選択肢を取れるように考えながら、急坂じゃなくていいので、右肩上がりにしていきたいです。