つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

みんなの曲

アニメや作品は、全く見ていない。
知ってからもそこに触れようってところまでは行かなかった。
でも、むしょうに好きな曲。

そんな立ち位置の楽曲、ありませんか。

 

たくさんある中で、自分のこととして思い浮かんだのは

このあたり。
最初はROUND TABLE feat.nino「パズル」が入っていたのですが、N・H・Kにようこそ!は知ってるわ!と思って取り下げました。


本当に、こんな扱い、立ち位置の曲ってたくさんあって。
「それだけ好きならアニメも見たほうがええやん」とか、「作品の世界観を把握したほうがより解像度が上がるのでは(今風の表現)」とかあって、それはそのとおり正論なんですけども。

たぶん、こういう曲って曲が作品の付属という位置づけから離れて、聞いている人の曲、その曲が好きな人のための曲、ひいては「みんなの曲」になっているんだと思います。

どんな名作でも、人は記憶が薄れてきて、いつかは大筋ですら忘れてしまったりします。
それは別に薄情なわけでもなんでもなくて。
小説も漫画もアニメも自分でリアルに体験しているわけではないですから、リアルな質感がやっぱり少ないですし。
そもそも小説やマンガ、アニメを理解するには、”共通の話法”じゃないですけど高度な読解法が必要と言われていて、それは単純に読めるものではなく、脳内で高度な処理をしているというのもあって、その感情を感じたその瞬間の感覚(感感間感)がずっとつづくわけではないわけです。

音楽はとても身近です。
やっぱり、『耳になじんでくる』って大きくて。
音楽は人にとってとてもプリミティブで根源的な要素だと言われています。
そして、最近の曲は長くても5分くらいで聞けてしまうし、何度もリピートできる。
気に入った曲は口ずさんだり鼻歌を歌ったり、あまつさえ大声で歌ったりする。
そうやって、音楽というのは骨身にしみてくるわけです。

 

私なんか、骨身にしみている曲だらけですけどね。
新しく出てくる曲にも負けない「みんなの曲」、全然色褪せないなあと思ったりする今日この頃でした。