つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

風呂敷を広げるときと畳むとき

何かを新しく始めるときって、うれしいし、楽しいですよね。

でも、その逆ももちろんあって。
風呂敷を小さくしたり、畳んだりするときは、きついし、楽しくない。

 

それは好きなものでもそう。
好きになっていくのは一瞬で、細かいことなんか考えてないし、その過程は加速ブースターしか付いていない。
でも、ある時期からどこか後ろに下がってしまう時期がある。
じりじり、じりじり。
楽しさとめんどうくささの比率が、1:9くらいになってしまったり。
もちろん、その状態でも「好き」なんだけれども。
きっとその9割くらいは”義務感”が支配しているような気がして。

 

それこそ、人生でもそうで。
自分は若手とか若輩者だと思っていたんですけど、人生70年と考えると、そろそろ若者ではないんですよね。
寿命はもっと伸びているけど、”健康寿命”として考えると、70までちゃんといられるかだってわからなくて。
そうなると、折り返しは35歳なんです。

前は、30歳後半になってオタクしている人はベテランとか長老みたいなことを言われていたりしましたけど、今では自分がそこに足を突っ込みかけていますし、先達が普通にいる。

 

やりたいことはたくさんある。
しかし、それ以上のペースでやりたいことが増えていく。
時間がどんどん少なくなっていく。

それを全部達成するには、やり方があるかもしれない。
徹底的にコントロールしていって、”こなしていく”ことは可能かもしれない。

でも、やっぱり自分のままに生きたいんですよね。
やりたいことをやりたい。

 

貪欲に生きたいなあ、切に。