つるまうかく

群馬在住ヲタクのネット書斎

「普通」をすることの大切さ

プロ野球阪神タイガースが、18年ぶりにリーグ優勝をしました。
監督の岡田監督は、「普通の野球をした」ということをさかんに言っていて、当たり前のことを怠らない、地道な積み重ねが成果に繋がったのだと言われています。

”普通”というと、意外かもしれませんが、落合博満元監督が指揮を取っていた頃の中日ドラゴンズも同じようなもので。
開幕投手川崎憲次郎
「山井・岩瀬の継投ノーヒットノーラン
など奇抜な作戦のイメージはありますが、そういったドデカイ意表を突きながらも、基本に忠実な守り勝つ野球をやったからこそ長年の黄金時代が築かれたとされています。

こういった実際に実績を伴った結果を見ると、なおさら「普通って大事」だなと思います。

 


今に始まったことではないですけど、目立つことって強いんですよね。
これだけ玉石混交になっていて、少し目立ったくらいでは何の成果も出なくて、プロもアマチュアも含めて情報を発信するメディアが渦巻いている今の時代には、ずば抜けたことをするのが強い。
だから過激なことをするYouTuberが(ある面では)評価されたり、”インフルエンサー”といったポジションの人も出てくるわけで。

ただ、一度クールダウンして、周りを見渡してみると。
普通のことを普通にやっている人が、意外と少ないことに気づいたりします。

一つ一つはなんてことないことのはずなんですが
「面倒だから後回しにしよう」
「こんなことをきまじめにやるのはばからしい」
そんな理由をつけてだんだんやらなくなっていく、そんなことがけっこうあったりします。
効率良く生きるために、それが時短になっているかもしれませんが・・・

「普通を普通にする」というのは、今のご時世だとなかなか難しいことなのかもしれませんね。


大きな花火を打ち上げることが得意な人もいれば、地道に積み上げるのが得意な人もいる。
100%の正解はないのですが。
大きな花火だけじゃなくても大丈夫で、大事なことは何かを考えて進んでいけばいいんだなと、最近の「普通」が残した結果について考えながら思いました。